
十勝・帯広の工務店、株式会社石井建設は、1棟1棟、最大限丁寧に家づくりを行う点が特徴の住宅会社です。この家づくりを実現するためには、お施主さまとの丁寧な打合せだけでなく、施工を担当する大工さんや、基礎、屋根、内装など各専門職種の職人さんたちの力が欠かせません。
そこで今回は、今回は、石井建設の家づくりに欠かせない人材、電気工事を担当する六日市電設の六日市直也さんをご紹介します。六日市さんがなぜ、石井建設の家づくりに欠かせない重要なパートナーなのか、お伝えします。
電気工事の職人さんになったきっかけは?
私は帯広生まれですが、小学校入学頃に両親の転勤で宮崎へ移り、その後20代後半まで九州で過ごしました。
電気工事のスタートは、好きだった「車」の世界です。カーオーディオの取り付けを行う会社で5〜6年働きながら、第二種電気工事士の資格を取得しました。車のスピーカーやウーファーを取り付けたり、配線したり。10代から20代にかけては、ずっと車の中で仕事をしていましたね。
両親が帯広に戻るタイミングで、私も十勝へUターン。そこから建築分野の電気工事をするようになりました。住宅や店舗など、さまざまな現場を経験して30歳で独立、個人事業として電気工事業を営んでいます。
石井建設との出会いは?
石井建設・石井社長との出会いは、実はジェットスキーでした。プライベートの付き合いでお互いの人柄などを知りました。石井建設の創業当初から電気工事の仕事をいただいています。
石井建設の家づくりの特徴は?

お客様と直接、現地で打ち合わせをしながら、コンセントや照明、スイッチの位置を決めていくところですね。1棟あたり、多いときは10回以上打ち合わせをすることもあります。

ハウスメーカーさんだと、契約前に図面で全部決めてしまって、後から『ここにコンセントが欲しい』と言っても変更できない、というのが普通なんです。でも石井さんは、現場ができてからお客様と一緒に位置を決めていく。完成してから『ここに照明やコンセントが欲しかった』ということが起きにくいんですよ」
お客様との打合せは大事ですか?
コンセントの位置や数、スイッチの高さ、照明計画――。家具の配置や生活動線が分かるのは、住む本人だけだからです。図面の上だけで決めても、実際の暮らしに合うとは限らない。
『お客様の希望を全部叶えてあげたい』という石井社長の姿勢があるから、自然と打ち合わせ回数は増えていきます。でも、そのおかげで後悔の少ない家づくりになっていると思いますよ。
これから家を建てる方にアドバイスを

コンセントは、なくて困ることはあっても、あって困ることはないんですよ。だから、必要そうな場所にはあらかじめ設けておくのがおすすめです。延長コードに頼ることになると、見た目もよくないですし。
特にリビングは多めにつけておいたほうがいいですね。意外と見落としがちなのが、スイッチの位置です。『リビングから出るときにここで電気を消したい』とか、『寝室のここで明かりを切りたい』とか。あとは間接照明だけだと意外と暗い、ということもあります。
実際に暮らしてみないと気づきにくい部分なんです。だからこそ、お客様の生活スタイルを聞きながら、一緒に考えるのが大事ですね
最近のお客様から多いご要望はありますか?

書斎用のコンセントを増やしたい、壁掛けテレビ用の配線をしたい、というご要望は増えていますね。あとは、除湿機を置く場所を決めて専用のコンセントをつけたいとか、スマートフォンの充電場所を確保したいとかライフスタイルが多様になっている分、細かなご要望も増えていますが、現地で話しながらだと一つひとつ応えていけます。
電気工事は、現場でどのように他の職人さんと連携しているのですか?
電気工事は、大工さんの工程と密接に関わります。配線できる段階になるまで動けないし、ボードを貼る前に終わらせなければならない作業もある。1人で完結する仕事ではないんです。
『前の工程』『次の工程』をちゃんと見ながら、自分の都合だけじゃなくて、周りに迷惑をかけずにやる。これが大事ですね
石井建設の家ならではの、電気工事の難しさはありますか?
石井建設の家は高気密住宅なので、そこは特に気を使います。壁に開けた穴はコーキングでしっかり塞ぎますし、コンセントボックスにも気密ボックスを使って、断熱・気密性能を損なわないようにしています。

コンセント1つでも、壁の中で線がぐるっと回ってきていたり、ボードを張る前に終わらせなきゃいけない部分があったり。見えないところこそ、丁寧にやらないといけないんです
最後に、職人さんから見た石井建設の家づくりの良さを教えてください
お客様にとっては、すごくいい家づくりだと思いますよ。現場を見ながら、自分の生活に合わせて細かく決めていけるって、なかなかないことなので。
打ち合わせ回数が増える分、社長も僕らも手間はかかります。でも、住んでから『ここをこうしておけばよかった』という後悔がないように、というのが社長の一貫した考え方なんです。長年やらせてもらっていますが、その姿勢は創業当初から変わりませんね
三者で対話しながらつくる、石井建設の家
社長自らがお客様の声を直接聞き、図面に落とし込み、職人と現場で確認していく。一見遠回りにも見える石井建設の家づくりは、実は「住んでから後悔しない家」をつくるための、いちばん確かな方法だと思います。
電気工事という、暮らしの中では目に見えにくい仕事。けれども、コンセントの数ひとつ、スイッチの位置ひとつで、毎日の使い心地は大きく変わります。六日市さんのような信頼できるプロと、お施主さまと、社長と。三者が現場で対話しながら家をつくる。それが、石井建設の家づくりです。
