石井建設の家づくりを支えている大工さんたちをご紹介します。
私は広尾町出身で、特に将来の夢とかはなかったので、
とりあえず技専(帯広高等技術専門学院)の建築科に通い、
ノミ研ぎから始まる住宅建設の基礎を学びました。
現場実習で御世話になった帯広の工務店に入社し2年、
その後、帯広の別の工務店に移りました。
住宅性能もしっかりしていて、社長もいい人でしたので6年働きました。
そこで大工仕事を覚えて29歳で独立しました。
フリーの大工になるといろいろなハウスメーカーや工務店の現場に入ります。
仕事をこなした分だけ収入も増えるのがフリーの魅力です。
大工仲間から、石井建設を紹介されたのが2019年頃。
いろんな住宅会社の大工工事をやってきた中で、
石井建設の現場はなんといったらいいのか・・・「めんどくさいけど面白い」と感じました。
お客さんの要望を石井社長はできる限り答えようとする。
テレビボードや収納など、木を使った造作などはかなりたくさん採用になります。
お客様の要望はほとんど全て叶えようとするので、なかなかの難題もあります。
先日も「回転ドア」が欲しいというご要望があって大変悩みました。
でもそういう大変なリクエストをやるのが面白いんだと思います。
ハウスメーカーの家づくりの場合は、
着工して大工さんが現場に入る日には、細かな仕様はもう決定しています。
でも石井建設の現場は、着工後にお客様と石井社長、
そして大工さんや職人さんが現場に集まって、現場でどこに、
どの高さで棚を付けるか、といった打合せをします。
図面上で全て決めるより、
現場で打合せをしたほうがお客様もイメージがわきやすいので、喜んでもらえます。
フリーの大工をしていたので住宅会社によって、
施工品質の違いがかなり違うことは知っています。
よその大工さんが建てた現場に、改修などで入ったら、
きちんとした施工がされていなくて驚くこともあります。
家づくりは、どの住宅会社、どんな大工が建てたかで性能も耐久性もかなり変わってきます。
石井建設は、大工出身の社長なので施工はしっかりチェックしますし、
完成後に気密測定も行うので気を抜けません。
